※このページの内容は、2020年8月時点の状況を元に書かれています。正確な内容については、当社窓口や量販店などでご確認ください。
初めての一人暮らし、学生さんご本人はワクワクドキドキ、楽しい毎日を夢想しているかもしれません。でも、見守る保護者の方は現実的に「そもそもいくらくらいお金がかかるのかしら」とご心配なのではないでしょうか。
一人暮らしをスタートさせる際に、いったいどんな費用が掛かるのか。毎年、新入生のサポートをしている大一不動産のスタッフがお伝えします。
国際医療福祉大学の学生さんの一人暮らしでは、ほとんどが栃木県大田原市で生活することになります。大一不動産の標準的な学生向け物件を例にして、最初にかかる費用にどんなものがあるかご説明します!
まずは、お部屋まわりから
一人“暮らし”と言うくらいですから、まずは衣・食・住の「住」、これが無いと始まりません。生活の拠点となるお部屋まわりで最初にかかる費用から見てみましょう。
お部屋を借りる際に最初にかかる費用としては、4月分の家賃のほか、礼金、敷金、仲介手数料などがかかります。この中で、家賃以外の費用に関しては、アパートなどの物件によって「家賃1ヶ月分」等と決まっています。DIでは学生さん向けの物件でも、礼金・敷金が0円の「ダブルゼロ」や、仲介手数料も0円の「トリプルゼロ」といった初期費用を抑えられる物件も多数あります。
また、毎月かかる費用として共益費、駐車場代(必要な場合)、保険料といったものがあり、こちらも4月分が最初にかかります。これらについても、物件によっては、共益費が家賃に含まれていたり、駐車場代が無料の場合もあります。
生活のために必要なライフライン関係では、水道開栓料(アパートのみ)、ガス保証金(管理業者による)がかかる場合があります。電気については、最初にかかる費用はありません。
その他にお部屋を借りる際のオプションとして、カギの交換や、お部屋の抗菌消臭などについて、希望する場合には費用が掛かります。
さて、ここまでの各費用を表にまとめたものが下記になります。大田原市の学生向け物件の、標準的な家賃、仕様、その他で計算してあります。物件によって、色々なケースがあることをご了承ください。
家賃37,000円、ダブルゼロ物件の場合
項目 | 費用 | 費用の目安 |
---|---|---|
家賃 | 37,000 円 | 2万円台~6万円台までお部屋により様々です。 |
敷金 | 0 円 | 0 か、家賃1ヶ月分がほとんどです |
礼金 | 0 円 | 0 か、家賃1ヶ月分がほとんどです |
仲介手数料 | 37,000 円 + 消費税 |
0 か、家賃1ヶ月分 + 消費税 がほとんどです |
共益費 | 1,000 円 | 0 (家賃に込み) ~ 3,000 円です |
駐車場 | 2,000 円 | 1台無料の物件も多数あります |
保険料 | 1,500 円 | |
カギ交換 | 8,000 円 + 消費税 |
8,000 ~ 15,000 円 + 消費税 が標準です(例外あり) |
抗菌消臭 | 5,000 円 + 消費税 |
※オプション |
水道開栓料 | 2,200 円 | アパートのみ発生 初回の水道料金と一緒に請求されます |
ガス保証金 | 10,000 円 | 0 ~ 20,000 円。管理業者による。解約時にガス料金を差し引いて返金されます。 |
小計 | 108,700 円 |
次に、大学までの通学費
大学までの通学方法としては、徒歩、自転車、バス、自動車、という4つの交通手段が主なものです(参考:国際医療福祉大学生の通学方法について)。
特に自動車通学を考える場合は、自動車の購入費も初期費用と考える必要があるかもしれませんが、ここでは初めての一人暮らしをする新入生が、最初に通学方法として検討するケースが多い「バス通学」を例にしてみます。
バス通学の場合、定期券を購入することが多いでしょう。大田原市営バスの定期券は、大学内のカフェテリア売店か、大田原市役所内で購入できるようです(参考:定期券、学割に関すること|国際医療福祉大学)。
大田原市営バスの場合、いずれの区間でも同一の料金となっており、定期券も区間にかかわらず同じ価格となっています。
バス通学の費用
項目 | 料金 | 定期券 |
---|---|---|
バス通学(定期券など) | 乗車1回につき、 200円 回数券(12枚綴り)、2,000円 |
1ヶ月:5,600 円 3ヶ月:15,600 円 12ヶ月:57,600 円 |
あとは…、生活するために必要なもの!
ここまでは、学生の一人暮らしに絶対に必要な、お部屋まわりと通学に関してでした。これだけでも一人暮らしを始められるかもしれませんが…、実際には、お部屋で生活するために必要なものがいろいろありますね!
一人暮らしを始めるにあたって、買いそろえておいたほうが良いものは別のページでご紹介しています(参考:国際医療福祉大生の一人暮らし、初めに買い揃えておきたいものは?)。あんなもの、こんなもの…、色々と想像を巡らせていると思いますが、ここではそれらの中でも、本当に必須と言えそうなものを中心にピックアップしてみたいと思います。
家電
一口に家電と言っても様々なものがあります。あれもこれもあったほうがいいな、と思ってしまいますが、最低限必要なものとなると、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、掃除機、といったところでしょうか。
一人暮らし向けの小型の家電もいろいろと種類が売っているので、家電量販店で見てみると良いと思います。選ぶのが大変、といった場合は、各家電量販店で「一人暮らしセット」という、一人暮らし向けの家電セット商品もあるようです。
この一人暮らしセット、もちろん内容や量販店によっても様々なのですが、安いもので3万円台後半から、高いものでは15万~20万といったものまであるようです。ここでは標準的な内容と仮定して、5万円としておきます。
なお、一般のお部屋の場合は、照明もお客様に用意していただく必要がある場合もありますが、DIの学生向け物件の場合はお部屋に設置済ですので、改めて準備していただく必要はありません。
家具
一人暮らしに必要な家具というと、大きなものではベッド、テーブル、椅子、収納棚などでしょうか。寝具やカーテンなども家具に含めてしまっても良いかもしれません。
家具に関しても、量販店などでは「一人暮らしセット」のようなものが揃えられているようです。キッチンまわりの小物なども取り扱っている店舗では、上記のほか、フライパンやキッチン刃物・まな板、タオル、トイレのマット、洗濯小物(カゴや洗濯ばさみなど)など、かなり充実した内容のものも。
こちらも価格は内容等によってピンからキリまであるようですが、だいたい5万円前後と考えておけば良いのではないでしょうか。
その他生活用品
あとは消耗品を中心とした細々したものが必要になりそうですね。歯磨き関連や洗剤(洗濯用、食器用)、石鹸、シャンプーなどのほか、皿、茶碗、コップ、フォーク・ナイフなどの食器類、指定のごみ袋などが挙げられます。こういったものも、「国際医療福祉大生の一人暮らし、初めに買い揃えておきたいものは?」でご紹介していますので参考にしてみてくださいね。
ここでは、ざっくりと1万円くらいと考えることにします。
生活に必要なもの
項目 | 費用 | 費用の目安 |
---|---|---|
家電 | 50,000 円 | 一人暮らしセットを想定 |
家具 | 50,000 円 | 一人暮らしセットを想定 |
その他生活小物 | 10,000 円 | |
小計 | 110,000 円 |
家具家電付き物件もあります
DIの学生向けのお部屋では、生活に必要な家具や家電が最初から付いている物件も多数! 冷蔵庫、洗濯機、エアコン、あるいはダイニングテーブル、食器棚などを購入する必要がなくなるので、初期費用を抑えられます♪
物件によって、どんなものが付いてくるのかが異なりますので、当社担当にご確認ください!
さて、合計金額は…
それでは、ここまでの合計金額を見てみましょう。
項目 | 費用 |
---|---|
お部屋周り | 108,700 円 |
バス通学定期券 (3ヶ月分) |
15,600 円 |
家具・家電など | 110,000 円 |
合計 | 234,300 円 |
こちらはあくまでも一例です。お部屋によって家賃などが変わりますし、どんな生活をしたいかによって買い揃えるべきものも大きく変わってきます。ですが、どんな場合でも最低このくらいの金額は最初にかかると考えておいてよいと思います。
「結構かかるなぁ」という感じでしょうか? それとも大体予想通りくらいでしたでしょうか? たとえ一人暮らしと言っても、意外と準備するものがたくさんあるなぁ、という印象かもしれません。
記事中でも書きましたが、敷金・礼金などがゼロとなる「ダブルゼロ」「トリプルゼロ」や、家具・家電が最初からついている「家具・家電付」などの物件も多数あります。「どういう基準でお部屋探しをしていいか、分からない!」といった場合は、“初期費用を抑えられるお気に入りのお部屋”という視点でお部屋探しをしてみるのも良いかもしれませんね。
お部屋探しの参考になりましたら幸いです♪